ダイブコンピュータの任務は一つ、命を守るダイビングのためにダイバーはどう行動すべきか、その情報を示すこと。
現代の技術をもつダイブコンピュータは、その任務をとても便利で効率的で、快適にこなします。
ところがダイビングショップのレンタル器材で貸し出されるダイブコンピュータはほとんどが型落ちの古い機種。モノクロ画面で表示が暗くて情報が読み取りづらい、ボタン操作も複雑でわかりづらい。挙句の果てに、とても大事な安全停止を知らせる警報がないものも…。
それって、本当にダイバーの役に立つものですか?
その店内にディスプレイされているのは、最新のダイブコンピュータ。
これを講習やファンダイブで多くのダイバーが使えるようにレンタルとして導入したのが、スキューバプロショップ(富戸店・大井町店・渋谷店)です。
「ダイバーが求めるダイブコンピュータは時代の流れと共に確実に変わってきていると感じます。以前はモノクロ表示でもソーラー充電式が人気でした。しかし今はUSB充電が身近になり、見やすいカラー表示も当たり前になっています。多くのお客様がそうした機能を持つダイブコンピュータをインターネットで調べて私たちに尋ねてこられます。
ダイバーは今、そんなダイブコンピュータを求めている。だから私たちはお客様のニーズに応えられる、最新のダイブコンピュータをレンタルにも導入しました」。
スキューバプロショップ大井町店の店長 柏崎洋介さんはそう話します。
スキューバプロショップでは、USB充電式で高い視認性をもつダイブコンピュータを、AOW講習とディープダイビングの講習のダイバーを中心に貸し出しています。
「講習ではダイブコンピュータを使ってしっかり学びます。だからこそ安全停止の表示がなかったり暗くて読みづらかったりするものではダイバーにとって非常に不便。一方、今回導入したダイブコンピュータは、受講者に『情報が見やすくて使いやすい』と評判でした。
また既に持っている古いダイブコンピュータと使い比べができ、興味のあるダイブコンピュータをモニター感覚で、使い方に慣れる機会にもなったと感じています」。
スマートフォンに次々と新機能が追加されるように、ダイブコンピュータもユーザーが使いやすいものへと進化し続けています。
USB充電はどこでもすぐにフルチャージできて便利というだけはありません。
多量の電力を得られるためにフルカラーや明るさなどの視認性だけでなく、音と振動でダイバーに非常にわかりやすく警報します。
タンク圧の情報をワイヤレスでダイブコンピュータに送るエアトランスミッターも登場し、残圧もダイブコンピュータで確認できるようにもなりました。
それは、ダイバーにもっと寄り添うもの。
“イマドキ”のダイブコンピュータは、そんな姿をしているのです。
柏崎さんは今回の導入について次のように話します。
「どんなダイバーにとっても使いやすいダイブコンピュータは、ダイバー自身が安全なダイビングのために何をすべきかをきちんと把握することを助けてくれます」。
レンタル器材に高機能なものがあまり重視されていない中、スキューバプロショップはあえてそれを導入しました。
その理由はたった一つ。
ダイバーが安全に、快適に潜るために。
それを実現するのが、”イマドキ”のダイブコンピュータだからです。
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